旭川駅近くのホテルで起床しました。
前回までの記事はこちらです。↓
例によって、朝ごはんは軽め。前日買ったお菓子です。
旭川駅のホームに来ました。9時ちょうど発の特急宗谷 稚内行きに乗ります。
ちなみに、特急宗谷の走行区間はこんな感じ。今回は旭川からの乗車ですが、始発は札幌です。(路線図はJR北海道公式HPより転載)
入線してきました。使用車両はキハ261系です。
稚内到着時刻は12時42分。旭川からの所要時間は3時間42分と、なかなかのロングランです。
名寄ぐらいまでは民家や建築物もありますが、そこを過ぎると次第にのどかな風景が広がります。
ここ音威子府も降りてみたい駅だったのですが、今回は断念しました。
というのも、宗谷本線は非常に本数が少なく、ここで一度降りると稚内到着がだいぶ遅くなってしまうので。。稚内で観光をする時間と天秤にかけた結果です。
少し遅れて、13時ごろ稚内に到着しました。
日本最北端の駅です。
JRの駅の最南端である鹿児島県の枕崎駅からは、3,099キロメートル。
乗ってきた宗谷は、旭川行きの特急サロベツとなって、すぐに折り返し発車しました。
列車がいなくなり、駅に静寂が戻りました。
と、ここまでのんびりとホームでいろいろ撮影をしていて、私たちがホームに残った最後の客だったのですが、改札の方をずっと待たせてしまっていることに気がつき慌てて改札を通りました。
駅舎のようす。よく見ると、線路が駅舎の中まで伸びています。
外へ出てみます。駅舎の中に伸びていた線路は、最終的にここまであります。
駅前には、広めなロータリー。
このあと、稚内でのメイン観光は、ノシャップ岬で夕陽を見ること!が、さすがにまだ早いので、市内の他の場所をうろうろすることにしました。
まずはお昼ごはん。駅の中にある「お食事処 ふじ田」さんに入ってみました。
メニューはこちら。(ま)と(あ)、2人とも「ほたてチャーハン」を注文しました。
で、注文した後に気がついたのですが、ん?「チャーメン」って何だ?チャーシューメンのこと?と思って気になって調べたら、まったく違う食べ物で、稚内のいわゆるソウルフードみたい。チャーメンについては他に有名なお店があるようだったので、夜はそこへ行くことに決定です。
ほたてチャーハンはこんな感じでした。ごちそうさまでした。
食後は、駅から少し歩いて、「稚内市樺太記念館」に行ってみることにしました。
こちらの「稚内副港市場」に来ました。
お食事やカフェ、温泉、休憩スペース、ラジオ局まで入っている施設です。今回の目的の「稚内市樺太記念館」がこちら。
樺太(現・サハリン)に関する資料をもとに、明治以降の樺太と、そこに生きた人々の姿が紹介されていました。漫画「ゴールデンカムイ」を読んで以来、日本とロシアとの関わりやアイヌの人々に関する資料を見られる施設にはなるべく足を運ぶようにしています。戦時中、南樺太がソ連から攻撃を受けた際に殉職した「九人の乙女」の話は特に心に響くものがありました。。
この記念館を見終わったあと、まだノシャップ岬に行くまでは少し時間があったので、「北門神社」へ。
遊歩道が整備してあり、歩きやすくてよかったです。
こちらが境内。
景色も良いです。
で、岬に向かう時間が来たので、こちらの宗谷バス「神社前」停留所から、
こちらのバスに乗ってノシャップ岬へ向かいます。
(つづきます)