前回の記事↓からの続きです。
朝、ホテルを出発し鹿児島中央駅へ来ました。
もともと、この日は指宿枕崎線に乗って「西大山駅」(←JRの駅の中で、日本最南端に位置する駅です)に行く予定だったのですが…台風の影響で、
西大山駅よりだいぶ手前の「喜入駅」までしか動いていませんでした。残念。
というわけで、指宿枕崎線の旅は次回におあずけ。
次回こそは乗りたい…と思いつつ、喜入行きの列車を見送りました。
西大山までの旅がなくなったぶん、時間が空いてしまいましたので熊本に行ってみることにしました。新幹線に乗ります。
鹿児島中央から熊本まで、たったの約45分で到着。
熊本で何をしようか考えていたところ、ピコーンと思いつきました。
鉄道に乗る要素が少ない旅になっていましたので、普通列車にのんびり乗ろうと思い、
三角線(みすみせん)に乗ることにしました。この路線図でいうと、熊本駅から左上にかけて伸びている路線です。
厳密には、三角線の区間は宇土(うと)駅から三角駅までですが、運行系統上は熊本発着となっています。
というわけで、
10時2分発の三角行きに乗ることにしました。
ホームに向かうと、
真っ赤なディーゼルカー、キハ220形がエンジン音を響かせて待っていました。
出発です。
熊本を出てしばらくは内陸部を走行しますが、
次第に有明海が見えてくると、海沿いを走ります。
途中駅でキハ40系とすれ違い。
また、三角駅の数駅手前では、うっそうとした緑の中を走るシーンも。
熊本駅を出発して約50分、
終着の三角駅に到着しました。
ここから見ただけで、終着駅にふさわしい立派な駅舎とわかります。
駅舎の中。天草観光の玄関口となっているだけあって、綺麗に維持されている印象を受けました。あとで調べてみたら、観光列車「A列車で行こう」の運行に合わせて、水戸岡氏によりリニューアルされたようです。そう思ってから天井の模様を見ると、なるほど…という感じです。
また、こうして駅舎から改札の向こうにいる列車が見える感じが好きです。地上駅舎ならではの光景ですね。都会では橋上駅舎が一般的ですから、今ではなかなかお目にかかれません。
駅舎。教会のような造りです。が、なぜこうなっているのかは調べてもわからずでした。気になる。
さて、帰りの列車までは約40分。
駅近くからは海を眺めることができますので、のんびり待つことにします。
向こうに見えるのは天草諸島を成す島々。
駅舎を引きで撮影。
この建物は?と思って中に入ってみると、
こんな感じ。ピアノを弾いていらっしゃる方がいました。ご清聴させていただきました。
ちなみにこの建物、あとで調べてみると、三角港のフェリーターミナルだったようです。
このあとは、熊本行きに乗って熊本まで戻る・・・つもりでしたが、三角に来るまでに通った駅で気になるところがあったので、そこで途中下車してみることに!一人旅だと、ついついこういう急な思いつきで行動しちゃいます(;^_^
(前回、「次で最後」と言ってしまいましたが、全然終わりませんでした…もう少しだけつづきます)